第5回ひょうご高校生 環境・未来リーダー育成プロジェクトを実施しました

2025年02月12日

 近年、世界各地で異常気象による災害が頻発しており、兵庫県も例外ではありません。この主因は地球温暖化です。これに対し、世界各地で若者が自分たちの未来を守ろうと、脱炭素社会への取り組みを始めています。日本政府も、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルを達成することを宣言しました。その実現に向け、兵庫県でも2030年までに排出量を現状の約半分(2013年度比48%削減)にする目標を掲げています。

 どうしたらそれが実現できるでしょうか?「脱炭素」とはどのような社会でしょうか?それに向けて何をすべきでしょうか?
「ひょうご高校生 環境・未来リーダー育成プロジェクト」では、令和6年9月から令和7年1月までの計6日間にわたり、専門家や企業家、行政職員を講師に迎え、県下全域から集まった高校生25名が、脱炭素社会の実現に向けた様々な取組について多角的に学び、その解決策として自分たちに何ができるのかを考えてきました。

 令和7年1月25日、これまで学んできた成果として、脱炭素社会に向けた活動案を9グループに分かれ発表を行いましたのでご覧ください。

■ひょうご高校生環境未来リーダー育成プロジェクト(募集チラシ)

■実施期間
 令和6年9月~令和7年1月(計6日間)

■各グループの活動発表

1 竹の上手い・美味い利用方法 PDF
  放置竹林の問題を解決するため、竹の上手い・美味い利用方法の提案。

2 竹紙を広めたい PDF
  放置竹林の問題解決に向けて竹紙の普及を提案。

3 消化液を活用するために PDF
  資源・地域循環型社会の構築のため、消化液の利用拡大について提案。 

4 木質バイオマスの普及について PDF
  森林保全の課題解決のため、木質バイオマスボイラーの普及についての提案。

5 ソーラーシェアリングと農家さんを増やそう! PDF
  農村部の脱炭素化を進めるため、ソーラーシェアリングと農業の担い手を
  増やすための提案。

6 新築一軒家に太陽光パネルを設置してもらおう PDF
  新築一軒家へ太陽光発電の設置を広めるための提案。

7 卒FIT後の電力 PDF
  FIT制度終了後の電力の活用方法について提案

8 自然からの恩恵と私たちのすべきことについて PDF
  自然が私たちにもたらしてくれる恩恵(生態系サービス)の保全活動を 
  地域全体で支えるための提案。

9 環境に優しいマーク活用のためのシステムの提案 PDF
  身近な環境問題の取組の一つである、環境に優しいマークの普及についての
  システム提案。

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